自分は意思が弱い。そう感じているなら、それは全く問題ない。なぜなら、意思の力だけで、期待する結果を得れるわけではない。
「意思は、想像力には勝てない」
このことを意識せず、意思の力だけで、事を成し遂げようとするとうまくいかないことが多い。よく例として挙げられるのは、禁煙やダイエット。
禁煙しようと「決める」。しかし、食後の一服のイメージを抱くと思わず・・・。ダイエットしようと「決める」。しかし、あのラーメンの味を思い出すと思わず・・・。フランスの医学者エミール・クーエは、これを3つの法則で説明した。
第一の法則。意思と想像力が争えば必ず想像力が勝る。第二の法則。意思と想像力が一致すれば、その力は和ではなく、積である。第三の法則。想像力は誘導することができる。
つまり、物事を成し遂げるには、こうすることだ。「意思と想像力を一致させるように、想像力を誘導する」。禁煙するなら、健康的な自分を想像し、その姿を実現しようとする意思を持つ。
ダイエットするなら、スタイルのいい自分を想像し、その姿であることの快感を得ようとする意思を持つ。想像力は、自分で誘導することができる。これは、人間の特権のひとつだ。
「よし!やるゾ!」強い意志のウラにある、本当のイメージは? デキている自分やその快感を得るイメージがあればOK。そうはいっても、デキているイメージができなければNG。
物事はイメージできれば80%成功したも同然。自分は意思が弱いということを嘆くより、想像力が乏しいことを改めることから始めよう。想像することに特別なスキルや経験は必要ない。誰にだって、いつだって好きなように出来ることなのだから。
