手段の意味

欲しい結果を得るための方法や手段は、想像以上にたくさんあることは知っているだろう。その手段の中で、最も自分にとって適切な方法。それを選択できるセンスを養うことが大切だ。

それは、他人の方法を単に真似るだけではダメで、自分自身をより理解できているものだけが知りえる。多くの人は、自分のことを知っているようで知らない。自分を知るには、一番いい方法がある。

それは、他人からのフィードバックに焦点を当てること。自分には何を期待され何を応えれば、周りの人は、喜び感謝してくれるだろうか。それに気付き、それを目的に出来れば強い。

あとは、自分にあった手段を選ぶだけだ。ただ、ここでも人はミスを犯す場合がある。いつまにか、手段が目的になってしまう。そして、大きな目的、つまりビジョンを見失ってしまう。

たとえば、英語を習得することは手段だ。目的は、英語で会話し価値を生み出すことなのに、英語を話せるようになることで満足してしまう。

ITやそれに伴う仕組みは手段でしかないのに、達成したい価値を忘れて仕組み作りが目的となってしまう。健康やストレス解消のために始めたゴルフが、スコアばかり気になり、ストレスとなっては本末転倒。

節約したいと、50円安いティシュを買うために、バス代を100円余計に払ってまで出かけてはいけない。目的とは、ビジョンだ。どんなときでも、ビジョンを心に思い出すようにしよう。

「一日は時計に従い、一生はビジョンに従って生きる」手段が目的となってしまっていることがあれば、もう一度、ビジョンを思い描きなおしてみる。

何か行き詰っていることがあるなら、新しい行動パターンを生み出せることだろう。

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