冷たい風

冷たい風に、良いも悪いもない。冷たい風が吹くと寒い。寒いと嫌だと感じる人も多いだろう。しかし、冷たい風自体には、良いも悪いもない。運動したばかりの人にしてみれば、冷たい風は、心地よい風かもしれない。

オーバーヒートしかけた車を運転するなら、冷たい風は、ありがたい風になるだろう。つまり、その事象が良いのか悪いのかは、それを捉える人の捉え方次第。その人が、その事象から感じる感情で、どんな感情を選択するかにかかっている。

そして、そういった「冷たい風」は、後に起こることの「準備」であることもある。結果的に、「それでよかった」ということだ。だから、そのときだけの事象に、ただ、感情的に「反応」することはやめよう。どんな感情を選択するかは、全くの自由。

その前向きな選択が、次の一歩にチカラを与え、新しくすばらしい結果に繋がることもあるだろう。この時勢、暖かい風が吹くときばかりではない。ときに、冷たい風にさらされるときもあるだろう。

そんなときも、「捉え方はいろいろある」と思い、「人間万事、塞翁が馬」と言い聞かせてみよう。「災いが、幸いに転じ、幸いが災いに転じる」それは、つまり考え方次第でどうにでもなるということだから。

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