AとBという二つの選択肢があるとする。どちらを選択するべきか迷った場合、よく使う方法としてメリットデメリット分析がある。Aを選択した場合のメリットとデメリット。Bを選択した場合のメリットとデメリット。
双方の状況を比べてみて、どちらを選択するべきかを決める。組織的な枠組みであれば、ここに個人的な判断が入る余地はない。しかし、これがもし個人的な選択だとしたら、もう一歩踏み込んだ解釈をするとよい。
メリットとデメリットを洗い出したとき、明らかにAの方がよかったとする。それは、論理的な思考による答えだ。もし、ここで、なおかつBの方がよいと感じる。もしくは、Aの方ではない気がする。そう感じたとしたらなら、間違いなくBを選択する。
つまり、見た目の条件が良く見えても、直感がNOというならば、NOなのだ。Aの条件が良いにもかかわらず、それでも、Bがよいと感じるには理由があるはず。しかし、直感には明確な理由はない。ただ、深く考えすぎず、良いと感じる方を選ぶ。
個人的な判断を要する場合には、直感を最優先する方が結果的にはよい。直感を確認するために、条件を出してみる。一歩踏み込んだチャレンジだ。
