未来を変える

新しいビジネスへの転換や、打開策を考えるとき、いろいろな方法や考えが、バラバラと出てくる。それらは、一見、関連性が無いように見える。そして、もちろん実際、関連がないものもある。

バラバラとあるものを、個別に実行レベルまで、押し上げていくというのが、一般的だろう。それは、「大量行動の原則」に基づけば、直接、関連性がないとしても、一時にやったほうがいい。

さらに、もう一歩踏み込むならば、関連性を持たせた上で、一時にやったほうがいい。その理由は、コストとリスクの考え方による。バラバラにやることがリスク分散になるという考えもある。

しかし、新しいものにかけるリスクとコストは大きい。既存の仕組みの中に入れ込めば、リスク分散にはならないが、大きなリスクは避けられる。

新しいことにチャンレンジするときは、ハイリスク・ハイリターンの施策一本では心許ない。小さな成功の積み上げで、大きな波を起こす。そうした取り組みが功をなすことが多い。

だから、バラバラあるものは、できるだけ既存のものに関連性を持たせる。できれば、今ある活動の中に組み込めるレベルに、考え方やコンセプトを変えてみる。

大きなことを考えようとしないことが、こうしたことをかんがえる場合のポイントになる。ほんの少し、見方を変えるだけで、うまく組み込め、親和性を持たせることができる。

今の結果は、過去の行動の結果の積み上げ。未来を変えたければ、行動の積み上げをかえるしかない。それには、それなりのパワーがいる。だからこそ、大量行動の原則+関連性。

小さいけれど、力強い一歩を踏み出す。それが、唯一の未来の結果を変える方法だ。

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