準備、するしない

「準備する」ことは、何にも勝る。プロという領域に近い人ほど、この「準備」ということを怠ることをしない本来のチカラを発揮するために、万全な状態で望むために行う準備。何かをしようとするときの準備。

たとえば、準備とはそれだけのことではない。やり終わった後の片付け。いうなれば、これも次への準備だといえる。「準備する」ことは、とても大切なことだが、すべての場合において、完璧に準備する必要はない。

正しくいうならば、準備しない方がいい場合もある。たとえば、次への展開が読めない場合。思い込みで準備するくらいならばしない方がいい。

むしろ、出たとこ勝負で臨機応変に対処した方が、結果的に良い結果につながることは少なくない。この理由は、可能性の扉を閉じないからだ。「準備する」ということは、この方法や方向で行うことを宣言すること。

つまり、他の方法は選択しないということだ。次の展開が読めないような場合においては、いろいろな選択の幅があるに越したことはない。だから、準備しすぎないようにすることも重要だ。

そうした「心の準備」こそが、準備だともいえる。方向が決まっている場合の「準備」。何も見えていない場合の「心の準備」。やるべきは、やる。やらざるべきときは、やらない。

信頼と余裕を持って、完璧主義者になりすぎないようにしよう。

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