世界を変える

まだ、何も話してもいないのに、それを話したときの相手の反応を想像することがある。そして、さらに、その「想像した反応」に、自分の感情を揺さぶられ、動揺することもある。

その動揺は、時に怒りや自衛という形になり、いきなり、強い口調やケンカ腰の対応になったりする。相手にしてみれば、なぜそうなのか理解できない。そして、関係は、悪化してしまう。

そして、「想像した反応」とは違えど、やはり、同じような結果になったと感じる。こうしたことの発端は、どこにあるのか。当の本人は、そもそも「勝手に」相手の反応を、忖度したことから始まっていることに気付いていない。

このように、自分の感情や価値感で、相手を、「勝手に」評価してしまうことは少なくない。対人関係に、ストレスを感じる多くは、実際に、この類だとみていい。こうした相談を受けた場合の対応は簡単。

「それは事実か」と確認すればいい。おそらく、多くは「そうに違いない」といったレベル。間違った判断をするくらいなら、確認した方がいい。

もし、自分が何か対人関係にストレスを感じたら、自分自身に、事実かどうかを訊いて見ればいい。それが事実である根拠がなければ、その感情は、手放すに値するもの。持っていても、仕方ないものだ。

まさに、自分を取り巻く世界は、自分自身が作り出しているものに過ぎない。無用な感情から、勝手に判断することをやめる。それだけで、世界は変わるということになる。

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