休日になれば家族で出掛ける。旅行にいくこともあるだろう。家族旅行にいけば、次の予定や、子供の振る舞いに気にかける。混雑や渋滞にもはまることがあれば、予定通りに物事が進まないことだってある。
たしかに、家族の楽しむ様子は、それだけで、栄養剤になるのかもしれない。しかし、やはり少なからずストレスになることはある。そのストレスが原因となって、旅行中に些細なことでケンカになれば本末転倒。
何のための家族旅行かも判らなくなる。休日を充実して楽しむための方法。ひとつめ、「目的を感情に置く」こと。家族旅行に行くことが目的ではなく、そこでどういった家族の繋がりを実現したいのか。
そこで、自分の欲しい感情は何なのか。それを意識すれば、些細な揉め事はなくなる。ふたつめ、「休息日を予め設ける」こと。休日になると仕事はしなくてもいい。
では、休日は、休息になるか?休日と休息は、別のものだ。仕事をしないこと=休息ではない。それは、外の仕事を持つ人も、家で家事などを行う人にとっても同じ。
日常の生活から少しだけ離れて、自分だけの時間を持つということ。そういった時間を家族と相談の上、予め予定表に書き込んでおくことだ。趣味があれば、それに1日使うのもいい。
ひとりどこかに出かけて、ぶらっとするのもいい。休日の過ごし方、休息の過ごし方。目的の持ち方が違うことを意識すれば、きっと、充実した休みを送ることができるだろう。
