「楽しくないことはやらない」楽しいことばかりをしようとすることに対し、多くの人は、罪悪感を感じてしまうかもしれない。また、楽しいことばかりを求めると、バチがあたってしまうのではないかとも感じる。しかし、それらは事実ではない。
誰にも、あなたの「楽しいこと」の評価はできない。それは、自分自身でしか判断できないからだ。楽しいことばかりやっていても、それが、人のためになっていれば充分。それは、決してスポーツ選手や、アーティストたちだけの特権ではない。
とはいっても、今すぐにイヤなことをやめる分けにはいかないかもしれない。ただ、ここで重要なことは、「楽しくないことはしない」と決めることだ。自分の意思に反して、物事に取り組めば、その「責任」は、自分の外に向いてしまう。
「だから、やりたくなかったのに」といった感情が沸き起こってきてしまう。楽しくないことはやらない。それが、自分のためであり、周囲のため。逆に、やるならば、とことん楽しむ。そうした割り切りが、どこかで必要だ。楽しいことは、何かを考えることが難しい。
それは、自分の感情に訊けばいい。そして、やりたくないことを書き出して、楽しくないことを明確にするのも方法だ。気の乗らないことは、やらない。それは、本能が指し示す黄色信号。何をどう変えれば、そこから抜け出せるか。それを考えれば、自然と答えはでる。
逆に、ワクワクするならば積極的に取り組む。それは、充実と成功の証。罪悪感も恐怖感も、それらは単なる観念。生活を充実させることを妨げる、こうした余計な観念は、さっさと脱ぎ捨ててしまおう。
