問題が出てきたり、やる気が急になくなっていったり、日々の生活の中では、様々なことが起こる。普段の毎日は、定型的に流れていくもので、毎日、目新しいものが起こることの方が珍しい。
その分、ちょっとした変化や問題が、何か、とても大きなことに感じてしまうことがある。そういったことに直面すると、まず感じるのは面倒だなということ。その気持ちの奥には、「いつものペースの邪魔をするな」という思い。
しかし、逆の見方をしてみれば、そのきっかけはありがたい。今の自分の状況に大変満足しているならばいい。もし、そうでなければ、今の自分を創ったのは、過去の自分の選択の積み重ねだということを知らなければならない。
つまり、未来の状況を変えたければ、今の選択や習慣を変えるよりほかの方法はない。その「変えるきっかけ」になるのが、問題や障壁だ。自発的に習慣や選択を変えることは、正直難しい。だからこそ、そのきっかけを「怪我の功名」と考える。
問題を解決するための方法は何か。それを行うために決断するべきことは何か。その小さな決断が、未来の状況を変えてくれるかもしれない。その背中を押してくれるきっかけに対して、積極的に対面しようとするだけで、世界は変わる。
重い腰も、実はそんなに重いくないかもしれない。せっかくの機会、やってみることにしようではないか。
