強みを活かす

たとえ、同じメッセージを発したとしても、それを捉える人の価値観で受け止め方は異なる。人ぞれぞれに価値観が異なるのは、それまでの経験に基づくものを礎としている。

だから、その違いを正そうとしたり、自分の価値観を押し付けることは為にならない。たとえば、チームで行動しているとき、リーダーのメッセージへの反応は二極化する。

メッセージに共感する人と共感しない人。共感しない人を皆無にすることは不可能だし、全体的にみれば、そういう人も必要だ。だから、共感しない人を嘆いたり、その人を無理やりどうにかしようとしないことだ。

「弱みを克服する方法は、強みを強化することである」。目を向けるべきは、「共感する人」だ。たとえ、それが一人でも構わない。共感する人に目を向け育てていく。

やがて、そのエネルギーは広がっていくものだ。活動には、批判や妬みなどの、負のエネルギーが出てくることもあるだろう。全員に響くメッセージや活動など存在しない。批判は出てきて当然のことだ。

逆に浸透率が高まれば、批判も増える。批判は、浸透率のバロメーターと思えばいい。批判やバッシングを全く受けないタレントは、逆に熱烈なファンも、圧倒的に少ないものだ。

強みを活かす視点を持つ。それには、マイナスをプラスにする力がある。

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