期待に応える

欲しくないものは、タダでもゴミ。それを定義するのはプロセスではなく、受け取る人の状態による。たとえば、スパムメールがスパムである理由。

その登録や配信までの過程がどうであれ、その人にとって不要であれば、スパム。必要である人に必要なものを届ける。すべてにおいて、この原則を忘れてはいけない。

「欲しければ、まず与えることをしなさい」。この表現の解釈の仕方を間違えると、その真意を外した行動を取ることになる。与えるものは、感謝されることが基本。

加えて、「これだけ与えたのに」と、見返りがないことを妬むなどは持っての外。意義のある奉仕に対しては、全く違う方面や方向から返ってくる場合も多い。それも、何十倍にもなって返ってくる。

人は誰でも、周囲や環境から何かしら期待されているもの。だから、与えることの基本は、始めに期待されることに応えることだ。期待されていること知り、感じ取ること。

人は感情の生き物であって、感情を無視すれば独りよがりになりやすい。周囲から期待されていることは、今の自分で必ず成しえることばかり。感謝されることは、想像以上に難しくない。

肩肘張らず、期待に応える余裕を持とう。そして、与え感謝される充足感を感じよう。経済学者のウンチクよりも、それが、きっと世の中を明るくする一歩になる。

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