変化から感じ取る

駅に向かう通路が工事で通行止めになっている。その通路は、メインといっていいほどだったので、ほとんどの人が、普段通らない迂回路を通る。つまり、一気に人の動線が変わったといえる。

しかし、その迂回路を通っていて、とても、残念だなと感じることがあった。「迂回路にある店舗が、その新しい人の動線を利用していない」こと。実店舗にとってみれば、人の動線は非常に重要な要素。

普段、そこを通らない人を新規顧客として、取り込むための大チャンスだ。それも、広告費用を全く使うことなく。しかし、どの店舗も、「何もしていない」。いつもどおりの店構えでたたずんでいる。

昨今の経済状況の中、売上げが伸びて、うれしくない人はいない。目の前のチャンスは、最大限に利用すべきだ。この大チャンスに、行動を起こせていないことを、とても、残念に感じてしまった。

「自分には、関係ない」そう感じることも、少し心に留めてみる。少なくとも、自分に係わる環境の変化が、自分にとって、全く関係がないということなどない。

少しの環境の変化が、違う要素を引き起こしているかもしれない。そういったことを感じ取れること。これまでも、これからの時代も、重要な要素と考えていて間違いはないだろう。

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