人の上に立つというのは、未来を見据えて行動しなければならないということ。生活が苦しければ、現金が欲しい。だから、「現金を配る」では、安易すぎる。生活が苦しい人でも生活できる世の中を作る。
そのためにするべきこととしてはいけないこと。安い労働力を入れれば、一時的には業績は回復する。そして、一見景気は回復したかのようにみえる。しかし、永い目で見れば、それはマイナス。
その場しのぎのツケは、とても大きい。そこまでを見据えた対応が出来なければ、リーダーになる資格はないといえる。たとえば、最低賃金が安い。だから上げる。子供でも、発想できる安易な対応。
企業は、これではやっていけないから、失業率は、さらに増加していって本末転倒。一般の人の考えが及ばないレベルで、仕組みを改善できるから政治の意味がある。誰でも、ゴミ捨て場が自分の家の前にあるのはイヤだ。
だから、ゴミ捨て場はなくしましょう。これでは、何の解決にもならない。今、政治を選択するということは、「日本の将来を選択する」ということ。
今の自分たちの生活に対する影響よりも、むしろ、将来の子供達のための選択だ。マスコミは、自分達の既得権益のために、自分達にとって有利な報道をしているものだ。真実を見極める目、自分自身の判断の目を持とう。
語られていない部分に目を向けてみることだ。政治としてやらなければならない、外交や防衛について確認してみることだ。平和な日本では侵略などという発想はない。しかし、国が変われば文化も思想も違う。
思想的侵略、経済的侵略、政治的侵略、軍事的侵略。こうしたシナリオを実践されていたとしたら、今の日本は、太刀打ちできず取り込まれるだろう。そして、それがジワリジワリと進行しているとしたら。
これを食い止めることができるのは誰か。逆に、これを推進する危険性があるのは誰か。自分達の価値観ではなく世界的価値観で、日本をどうするのかを考えているのは誰か。日本は、今岐路に立っている。
大袈裟でもなんでもない。台湾の状況を見れば理解できる。「そんなことは、あるわけない」それは、お人よしな日本人の平和的発想。一般人が考えも及ばないリスクや危険性。それに対応する責任を持つのが政治だ。
後で、こんなことになるなら・・・と後悔しても遅い。自分で考えて選択するときだ。それも、将来のことを見据えて選択するときだ。子供達に日本の明るい未来を託したい。そう願ったとき、何を選択するか。
今、必要な情報を自ら選択し、判断する必要がある。うまい話にのせられて騙された人たちを、多くの人は、「騙される方が悪い。自業自得だ」という。「自分だけは」、と過信する前に、今、情報を選択し、自ら判断を下そう。