行き詰まりの対応

ものづくりに携わっていると、様々な技術的な問題や予期せぬ障害にぶつかる。そういったとき、解決の糸口を信じ、知識、経験、情報を集結し試行錯誤を繰り返す。しかし、それでも、解決しないことがある。

ただ、いえることは、「不可能でない」ということ。全く新しい技術開発を行うこと以外で、うまくいっている事例が、現実に存在する。だから、出来ないはずはない。そう意気込んで取り組むが出口がみえない。

そういったとき、焦る気持ちを抑えて、試行錯誤の過程を、一度手放すことが賢明だ。実際に、そうやって手放すことで、ある日突然、解決策が降ってくることがある。

全く別の件の打ち合わせの中に、答えを見出せるヒントがあることに気付く。今まで気付かなかった視点での確認を思いつき、それがきっかけになって一気に解決する。そういったことが実際に起こる。

だから、行き詰ったときは、散々試行錯誤して、一旦手放すことだ。その答えが、一年後なんてことはない。経験上、数日以内には解決するものだ。ただ、大切なことは、「諦めない」こと。

きっと、その答えがあると信じ、自分が、その答えを見出せると感じること。それも、あたかも当然のごとく、答えが見つかるという感覚を感じること。

「手放す」ということは、言い換えれば、「執着しない」ということ。ちょっと、休憩。でも、きっと大丈夫。あとは、感性にまかせて行動を起こすだけだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)