近づきすぎると

誤解されることは、多い。特に、相手が近いほど、近づきたい相手ほど、誤解される。近づきすぎると、遠くなる。これは、言いえて妙。「得れば、失う」という関係に近い。つまり、得なければ、失うことはない。

たとえば、恋人には別れがつきものでも、友人関係に絶交は、めったに無い。近づきすぎない距離が、逆に失わないことになる。これは、実態の話ではなく、考え方の話。世の中のすべてのものは、自分のもの。

実は、そういってのけることもできる。手にすると、その瞬間から失う不安が付きまとう。しかし、いつでも手に出来ると思えば不安はない。そう、焦る必要はない。いつでも、手に入れることが出来るのだ。

そもそも、すべては自分のものであって、それでいて、自分のものではない。これくらいの心持ちが余裕を作る。そして、その余裕が実際にモノを近づける。そして、実際、手にしたときに冷静さを失わない。

執着や固執はしないから失う不安はない。ただ、大切に思う気持ちと感謝がそこにある。手に出来ないことを悔やまない。悩んだり、不安になったりする必要はない。

近づきすぎたら、遠くなる。適度な距離感と冷静さをもって受け入れよう。

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