何に投資することが、最も投資効率が高いか。そんな話をしていたとき、判っていたことだが、結局同じ答えに行き着いた。
「健康」と「学習」
この二つへの投資が、もっともリスクが低く、そして、その効果も充分に期待できるものになる。健康を損なえば、医療費はかさむし、満足に食事や趣味も行うことはできない。
いくらお金や資産を持っていたとしても、それは、全くの宝の持ち腐れになってしまう。次に学習。世の中の変化は著しく、人は4年に一度、自分の知識を一新する必要があるという。
それを行ってようやく、現状維持が可能になる。さらにその上への上昇を期待するならば、それ以上の学習が必要だということになる。
「学習」とは、本を読んだりする座学だけではなく、さまざまな経験から得ることの出来る知識もある。チャレンジは、常に新しい知識や経験を与えてくれる。もちろん、それに係わる失敗も同じことだ。
お金や株、不動産などの物質的価値は変化していくもの。一方、健康や学習の価値は、投資すればするほど、増えることがあっても、決して減っていくことはない。
ベンジャミン・フランクリンはいった。「人生は、時間で出来ている。人生を大切にしたいならば、時間を無駄にしてはいけない」
1日24時間という時間を何に投資しているだろうか。投資という観点で、じっくりと振り返ってみるのもいいだろう。
