石の上にも三年。これは、ひとつのことを三年続けることで、ようやく次のステップが見えることを意味する。決して、三年続けていれば、それなりの成果がでるという意味ではない。
三年は続けなければ、その経験を活かした、次なるステージへのステップは踏み出せない。そのための最初の試験のようなものが、三年目に訪れるのだと解釈したい。
そういった意味でも、三年目というのは、いろいろな方法を試行錯誤する時期でもある。そして、ベストな選択を行って、また、三年という月日を経験していく。そして、また次の三年・・・。
こうして、九年目を過ぎた頃、ようやく成功らしい成果をてにすることができる。多くの成功者の過去の歴史をみればわかる。それまでの過程におよそ10年という歳月を費やしていることが。
方法を模索し成長する三年間。次へのステップを見出すための三年間。今の自分からみて、三年前の自分と、今の自分の違いは、どういったことだろうか。おそらく、反省する点や悔やまれる点もあるだろう。
しかし、それは確実に成長しているという証でもある。三年という月日における経験は、想像以上に多くのことを学ばせてくれる。石の上にも三年。×(かける)三。昨日より、今日。今日より明日。ひとまずは、確実にそこを目指していきたい。
