自分発の選択

なんとなくうまくやっている人たちがいる。しかし、その”うまくやっている人たち”の中には、大きく2種類の人がいると考えられる。一方は、自分の意思を着実に表明し実行する人たち。

そして、もう一方は、”うまくこなす”人たち。うまくこなす人たちは、ある意味で不幸な人たちでもある。ある程度の能力も備わっているが故に、周囲からの期待には、それなりに応えることができる。

周囲からも仕事が出来る人と見られている場合も少なくない。そして、その応えている自分も、そこそこ理解し、”うまくやっている”という認識を持っている。しかし、実際には、”やりたいことができていない”。

本当は、やりたくないことも出来てしまうから性質が悪いのだ。企業戦士や仕事人間には、このタイプが多いという。このタイプは、企業側としては実に都合がいい。よく働き成果も出してくれる。

一方で、本人はストレスで身体を蝕んでいく。自分が、そこそこ仕事が出来ていると感じているならば、”意思ある選択”をしているか、”こなしている”だけかを見る必要がある。

”好きなこと”と”得意なこと”とが違うように、”意思ある行動をする”ことと、”うまくこなす”こととは違う。本当に充実した毎日を送るならば、得意なことよりも好きなこと、こなすことよりも意思ある選択。

周囲からの影響に伴う押し流されるような行動の連続ではなく、”自分発の選択”で行動するようにしよう。”自分発の選択”で行動することを始めれば、すべての選択権は、自分にあると気付くことができるだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)