失敗の定義をもう一度しておこう。失敗とは、「諦めたとき」。もう、それに取り組むことを諦めたときが失敗。諦めなかった場合、たとえうまくかなかったとしても、それは、うまくいかない方法を学んだだけに過ぎない。
この考え方には、もう一方の見方として、「必ず成功する方法」の秘密まで隠されている。それは、「成功するまで、諦めないこと」。つまり、成功するまで諦めなければ、失敗することはなく、成功というオプションしか残らない。
もちろん、その過程は順風満帆ではないだろう。他人は、その一時点の状況を捉え、「失敗」というかもしれない。しかし、周囲の人間の価値観における失敗には、何ら、感情も行動も左右される必要はない。
それをはじめてしまえば、何も出来なくなってしまう。ただ、諦めないで、継続するだけ。それを、行ったものだけに成功は訪れる。そして、成功した暁に彼らは問いかけるだろう。
「成功の秘訣は何だったのですか?」。そして、こう感じるだろう。「自分にもチャンスがあればできるのに」。どちら側の人間に立つか。すべての人は、まずそれを決めなければならない。
