ルーツといえば、何を思い浮かべるだろうか。自分の祖先は、どこの誰それ。その人は、どんな人で何をしてきたのか。気になることかもしれないが、その答えが今の人生に与える影響は少ない。
最も注目するべきなのに、想像以上にないがしろにされるルーツ。それが、「自分自身のルーツ」だ。今の価値観や考え方は、幼少期からの経験で学んできた結果の積み上げ。好きも嫌いも、そのルーツ上にある。ルーツを知ることは、自分を知ることに繋がる。
成功する活動には、3つの原則がある。1.夢中になれること2.得意であること3.誰かを助けることができることこの3つの原則を見ても、自分を知ることの重要性を理解できる。「諦めきれない夢」に出会うのも、自分自身を知ることから始まるもの。
小さいとき、好きだったこと。嫌な体験や、幸せだった瞬間。親の尊敬できる部分やそうでない部分。まるで、自分史を書くように思い出してみる。なぜか諦めてしまった夢。本当は、やりたかったこと。ワクワクする根源が、ルーツにはある。
その周囲にあることに注目すれば、今の自分でも十分に成し遂げられることがある。
