達成したい目標への道のりが、現時点で全く見えないという状況がある。それは諦める理由になるだろうか。実際に、その道のりが見えたところで、思い描いた通りにいかないことも多い。その「挫折感」が、諦めムードを作る場合もある。
だから、方法が判らないことは、余計な挫折感を感じる必要がないメリットもある。想像できる方法や道のりなどは、高々知れている。事が運ぶときは、ダイナミックに動くもの。想像も出来ない出会いや出来事から動き出す。
やる前から、あれこれと考えすぎるのは良くない。イメージするのは、結果だけで十分だ。そして、その目標に近づくための一歩を踏み出す。その一歩は、とても小さくても構わない。それが何になるのかと感じるかもしれない。
たとえ小さな一歩であったとしても踏み出すことの大切さが説かれる理由がある。その一歩が、次の一歩を示してくれる。理論的な考え方に振り回されないこと。ただ、信頼して一歩づつを踏み出していく。糸を手繰り寄せるように、「出来事」に出会う。
その「出来事」を大切に扱えば、次へ進む。そして、ある日振り返ってみると、そこには想像も出来なかった道がある。「目標までの道のりが想像できるならば、その目標は、小さすぎる」人生は、旅と称されることも多い。思いがけない出会いの旅を楽しもう。
