目標設定とセルフイメージの関連性は、高い。目標設定の仕方を誤ると、本来、欲しい結果とは異なる結果となる場合もある。たとえば、85キロの体重を70キロにしたいと思う。15キロの減量が必要なので、目標を、「15キロの減量」と設定する。
当然、努力が必要なので、運動や食事制限で、15キロの減量を達成できたとする。目標達成はしたが、セルフイメージの中では、「15キロの減量」という目標は消えない。15キロ減らし続けることは、生命維持を脅かす。
だから、また「15キロの減量が出来る状態」に戻ろうとする。つまり、俗に言うリバウンドだ。正しい目標の設定の仕方は、「15キロの減量」ではなく、「70キロの自分のイメージ」。
その成功のイメージが目標であれば、70キロの自分は、当たり前になり維持できる。目標とセルフイメージのズレは、ストレスを生む。どちらが先とかはない。ただ、バランスよく高めていく必要がある。