最良の結果

どんな天才であっても、才能があっても、はじめたすぐに結果を手にした人はいない。天才が天才である理由のひとつは、決して、「諦めない」ことにある。そして、他人が「失敗」と認識したとしても、諦めないかぎり、失敗ではないことを知っている。

物事を成すには時間がかかる。その理由は、すべてにタイミングがあるからだ。「あなたは、山をも動かすことができる」キリストは、すべての人にそうした力があるといった。しかし、「どれくらいの時間がかかるか」については、言及していないし、何も語ってはいない。

そして、神は常に、自分が欲する、「欲しいもの」を与えてくれるわけではない。神が与えてくれるのは、「最良のもの」。就きたかった仕事に就けなかったのは、それが、「最良」ではないからだ。別々の道を歩むことを選ぶに至ったのは、それが、「最良」ではないからだ。

「欲しいもの」や「欲しい結果」が得られないのは、決して、諦める理由にはならない。もっと、「最良の結果」のための通過点に過ぎない。だから、たとえうまくいかなったとしても、落ち込んだり、悩んだりするのは止める事にしよう。

その先には、「最良の結果」が待っているし、そのタイミングを計るための時間が必要なだけなのだ。うまくいかなったとき、失敗だといわれたとき、そのことを期待して、ワクワクしてみるのはどうだろう。周囲からは奇異な目で見られるかもしれないが・・・。

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