自分は何者?自分自身に、この質問をしてみたとき、おそらく、多くの答えがあるだろう。それは、多くあって当たり前、人は、たくさんの「役割」を持って生きている。父親、夫、課長、組合長、etc。
こうした日常の生活の中での役割の他にも、目指している役割もあるはずだ。歌手、作家、社長、プロ~、投資家、etc。この自分の果たすべき役割、果たしていきたい役割は、明確だろうか。
そして、それらの役割ごとの目標や理想像は、明確であって、その取り組みは行っているだろうか。何かの役割を果たすために、何かの果たすべき役割を犠牲にしてはいないだろうか。
8つの分野での目標達成が、人生を充実させるように、果たすべき役割を十分に全うすることも人生を充実させる。これらの役割は、自分のアイデンティティに繋がる。
そのアイデンティティは、態度を変え結果を変える力を持つ。だから、役割を明確にするときには、「どんな」役割なのかを決めておくことが大切だ。
たとえば、父親という役割を明確にするならば、どんな父親になることが理想だろうか。歌手という役割を与えたいならば、どんな歌手という役割を与えたいだろうか。
「役割」という観点から、目標を設定して、その役割を全うするための活動計画を立てる。1日の中で、いくつもの役割を演じる過程がある。どの役割も、必ず周囲の「期待」というものがある。
その期待以上の役割を演じることができたなら、自分だけではなく、どれだけの人たちを幸せにできるだろう。自分の演じるべき役割と理想。この機会に、勇気を持って描き出してみよう。
