夢は、叶うか?その夢が、幻想や妄想であるうちは、それが実現することはないだろう。夢が、幻想や妄想である特徴は、そこに具体性が欠けていること。
その実現イメージや期日、計画が伴えば、それは、「夢」ではなく、「目標」になる。それを、頭に思い描くだけではなく、スケジュール帳に書き込むことが賢明だ。
それを手帳に書き込むことで、それを「予定」にすることができる。「予定」とは、当然のように訪れること。それは、実現して当然の出来事。明日、会社に行くために電車に乗ることは、自分自身にとって目標だろうか。
それは、「予定」だ。寝坊、腹痛、電車の遅れ。その予定を狂わせようとする「リスク」。様々な「リスク」を無意識に回避して、いつもの電車に当たり前のように乗り込む。予定には、「当たり前に実現する力」がある。
金メダリストと銀メダリストの違いのひとつ。それは、「予定」にしているかどうかだという。彼らにとっては、金メダルを獲って当たり前。それは、目標ではなく、すでに実現したイメージ。
朝会社に行くように、当たり前のように実現する。「夢」を「予定」にしてしまう力は、偉大だ。夢を夢のままにしておいては、実現は程遠い。具体的な期日や計画を、スケジュール表に書き込む。
そして、それが当然訪れるかのように振舞う。「成ろう」とすることは、「そうではない自分」を確認し、「そうではない自分」を実現する。予定にするには、「成る」ことから始めてみる。
スケジュール表を当たり前のように埋めて、「夢」を「予定」にしてみよう。
