物語をつける

物語というのは、人を魅了する。ブームを巻き起こすものは、それと同時に物語性を備えている。ドラマの主題歌は、ヒット曲になりやすいし、マンガのキャラクターは感情移入しやすい。キャラクターの周囲の物語が個性を与え、個性によって、好き嫌いが明確になる。

つまり、そこにファンが生まれてくる。そして、コアなファンが増えれば、同じようにアンチ(非ファン)も増える。人は、それを物語を通してみている。物語というのはは、ただのモノを、「特別なモノ」にするチカラを持っているといえる。

自分が何かをプレゼンするとき、それがたとえ何であろうと物語を考えてみる。そして、どんな物語を語れば、より共感を得ることができるかを考える。共感とは、すべての場合に対応する必要はない。逆に、絞り込むイメージにした方がいい。

こういう状態のこういうタイプをターゲットにする。ならば、こういった物語が適切だろう、となる。自分のターゲットは、どんな状態にあるか?そして、自分のアプローチは何を物語るか?

それは、自分のアプローチをより具体的に、魅力的にしてくれるものとなるだろう。そして、物語が与えたリアルに思わずヒットしてくるだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)