目標を思い描いたとき、心のどこかで、それを信じられないことがある。「そんなこと、あるわけない」「今の自分に出来るわけ無い」誰に批判もされている訳でもないのに、自分で勝手に信じられない原因を作る。
そう感じる前に、少し考え方を変えてみたい。そもそも、絶対に無理なことをしたいと思うだろうか。今の政治が悪いからといって、総理大臣になろうと思うだろうか?野球が好きだからといって、メジャーリーグに出ようと思うだろうか?
好きなところに、すぐに行きたいからといって、自力で空を飛ぼうと思うだろうか?自分自身で実現できないことは、そもそも、「やりたい」という感情すら起こらない。これは、人間のとても素敵な特徴だ。
そもそも無理なことに、悩み苦しまないようになっている。逆に、頭に思い浮かぶことは、「実現可能性が高い」ということばかりだといえる。出来るから、やってみたいと思う。
そう気付いたとき、今の目標に対して、出来ない理由を探している意味はなんだろうか。それこそ、とても無駄なことのように思えないか。心のどこかで、出来ると信じる自分がいる。誰かが、「やってみろ」と教えてくれている。
自分の夢が勝手な思い込みや空想でないとしたら、その夢への道のりに現実味が帯びてこないか。その想いが、腑に落ち納得できたとき、すでに夢の実現が決まっているといってもいい。