ガラスのプライド

プライドというのがある。それは、どんな人にもあるだろう。そして、そのプライドは、時に傷つく。いや、傷つかないプライドなどない。問題は、そのプライドが傷つけられたとき。そのときに、どう対応するかが自尊心を守る。

自尊心を失えば、悲観的になる。そして、時にうつ病的な症状も見せ始める。自尊心を保つために必要なことは、「プライドを傷つける言動」の捉え方。いや、実際には、「プライドを傷つけるようにみえる」言動だ。

プライドが傷つけられ、バカにされたと感じたとき。その多くは、「勘違い」であることが多い。多くの人は、他人のプライドを傷つけることより、自分を誇示したいという感情の方が強い。

だから、悪意を持って相手を傷つけようとする以外は、ほとんどの場合、「自分を誇示する」ための行動だ。しかし、そうした言動を受けた人は、「プライドを傷つけられた」と感じてしまう。「人を馬鹿にしようとした行動ではない。自分を認めて欲しいということなのだ」

そう理解して、相手を「認めて」あげよう。それが精神的に一段上の対応だ。それが出来れば、相手の自尊心は満たされる。そして、自分のプライドは傷つかない。他人が、自分をバカにしてると感じるのは勘違いだ。勘違いでストレスを感じていては人生は疲れるばかり。

精神的に一段上に上がって対応しよう。「大人の対応」をすれば、もっと楽になる。

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